はじめまして! 

 

『せわのわ訪問看護ステーション』で主任として働いている看護師の稲澤です。 

名前は『希世』とかいて『きよ』と読みます(笑)。 

 

今回は私のこれまでの経歴や、「在宅」への想いについて紹介させて頂きます。 

 

 

▼経歴 

 

出身は京都府です。その後、高校の時に沖縄に移住をしたのですが、看護学校からまた京都に戻ってきて、そのまま京都府内の総合病院に入職をしました。 

新卒での配属が脳外科病棟で、その後は神経内科や腎臓内科も経験しています。 

 

病院で計6年近く経験を積んだ後は、ワーキングホリデーでオーストラリアに語学留学をしたり、大学の看護学科で実習教員をしたり…と、色々なことにチャレンジをしました。 

きっと好奇心旺盛な性格なのだと思います、はい(苦笑)。 

 

その後は、以前より興味のあった訪問看護で働くことを希望して、『せわのわ』への入職を決めました。 

 

 

▼訪問看護師を志した理由・キッカケ 

 

私は実の父を肝臓がんで亡くしています。 

父は宅で過ごすことを望んでいたのですが、最終的には病院に入院をすることになり、そのまま病院で亡くなっていきました。 

私たち家族は、最期の時間を少しでも一緒にいられるように病院に泊まりこんでサポートをしましたが、それは家族にとっての負担も大きく、日に日に疲弊していった様子は今でも覚えています。 

 

訪問看護師になろうと考えた大きなキッカケは、間違いなくこの原体験です。 

病や障がいを抱える本人にとっても、それを支える家族にとっても、安心して一緒に過ごせる場所は病院ではなく住み慣れたお家なのだろうなと、強く考えるキッカケとなりました 

 

 

 

せわのわ訪問看護ステーション』について 

 

私は訪問看護での職場を検討する際に、実際にいくつかのステーションで現場見学をさせて頂いた後、まだオープン前だった『せわのわ』を選択しました。 

 

『せわのわ』を選択した理由としては、大きく以下です。 

 

1) 

自分自身がこれから訪問看護師としてどういった経験を積んでいきたいか?(特定の分野で経験を深めていくのか、管理業務などを覚えていくか …等)、まだキャリアプランが定まっていなかったので、新規立ち上げのステーションで色々な経験をしてみるのも良いかと考えました。 

 

2) 

薬剤師さんや栄養士さんといった他職種の方が身近にいて、すぐに相談できる環境が良いなと思いました。 

在宅の現場を見学していく中で、病院と在宅との大きな違いとして他職種との物理的距離が遠い(気軽に話せる距離ではない)点を感じていたので、多職種連携を掲げる『せわのわ』のコンセプトには強く惹かれました。 

実際に現場に出るようになってからも、在宅での服薬管理の難しさに直面した時など、すぐ隣の薬剤師さんに相談できることは、とても働きやすい環境だなと感じています。 

 

 

以上が私の自己紹介となります。いかがでしたでしょうか? 

 

『せわのわ』を選んだ理由でもお伝えしましたが、訪問看護の現場で働くようになってから、「看護師」といった1つの職種ができることの限界を強く感じるようになりました。 

私がこれまで働いてきた、急性期の病院では医療者による患者さんの医療的な管理が重視されてきしたが、慢性期の方も多い在宅の現場では、ご利用者の幅広い要望に答えていくために、こちらも柔軟な対応力が求められます 

色々な職種のメンバーが色々な知識を出し合った時に、1人1人の専門性が足し算ではなく掛け算のように大きな効果を生んでいくのかな、と。 

 

学ぶことも多く病院とはまた違った大変さもある在宅ですが、ご利用者から頂ける「ありがとう」という言葉と笑顔「また頑張ろう」と思うことができる、素敵な仕事日々感じています。 

 

あ、あと!!! 

訪問の途中に気になったお店でプラッと買い食いができることも在宅の魅力だと思います(笑)。