こんにちは。
せわのわ訪問看護ステーション管理者の竹之内です。
地域の健康・医療・介護を支えるワンストップサービスを目指す「せわのわ」では、訪問看護ステーションの他に調剤薬局・健康食堂・栄養ケアステーションといった機能を同施設内で提供しております。
※この業態を同時に展開している施設は日本全国でも「せわのわ」だけらしいです!(2020年5月現在)
2025年に向けて厚労省が推し進めている「地域包括ケアシステム」の中でも非常に重要なポイントとして打ち出されている「多職種連携」は、地域で暮らすご利用者の幅広いニーズに答えていくためには欠かせないものだと、私自身も日々の訪問看護業務の中で感じております。
また、せわのわに興味を持って問い合わせを頂いた看護師さんやセラピストさん(PT/OT/ST)からも「多職種が在籍する働き方に興味をもちました」という声は非常に多く頂きます。
そこで、今回は「せわのわ」での訪問看護以外のサービスについてご紹介をしていきます。
- 調剤薬局
せわのわでは、訪問看護ステーションのすぐ横に調剤薬局が設置されています。
訪問看護業務において利用者さんのお薬の管理は非常に重要な役割の一つとなりますので、例えば、主治医からの相談があった際「薬の変更をしたい」「薬を整理(調整)したい」「残薬管理をお願いしたい」といったことをすぐに薬剤師さんに相談をできることは、私たち看護師にとってとても心強い点です。
また、このように訪問看護と薬局がセットとなっている訪問看護ステーションはまだまだ少ないので、まとめて指示をだすことのできる医師側にとってもメリットはあるかと思います。
- 健康食堂
せわのわの中には、一般のお客さんが食事を楽しむことができる「健康食堂」といったエリアがあります。
写真をみて頂ければ分かるかと思いますが、とてもオシャレで居心地の良い空間です…!
ここでは、管理栄養士さんが監修をした健康的な食事メニューを提供しており、お昼時の奥様やお散歩途中のご高齢者など、様々な年代の方にご来店頂いています。
中には、私たちがいつも訪問看護でお世話になっているご利用者のご家族がお越し頂くこともあり、そのような方々と普段とは違ったシチュエーションで気軽にお話ができる点は、訪問看護ステーションとこのようなお店が併設することの大きなメリットだと感じています。
3)栄養ケアステーション
「栄養ケアステーション」というと言葉に耳慣れない方もまだまだ多いかと思います。
日本栄養士会が2018年からはじめた認定制度でして、地域住民の栄養ケアを主な目的として管理栄養士による栄養指導を提供する施設のことを指します。
「せわのわ」では、主治医からの指示のもと、ご利用者への訪問看護の介入と在宅での栄養指導をセットで提供をしております。
ご自宅で過ごされる方には、「自由に食事をしたい」「甘いものを食べたい」「お酒も飲みたい」といった方も多いので、ご本人の希望と栄養管理とのバランスを取ることには頭を悩まされることが多いです…(苦笑)。
いかがだったでしょうか?
当然、様々な専門性をもった職種同士によるコミュニケーションの難しさを感じることもあるのですが、それ以上に、ご利用者に提供できるサービスが広がること、そこで働く自分自身も新しい視点を学べることは、非常に大きなメリットだと思っています。
多職種が共に働く、新しい形態の職場に興味がある方は、是非「せわのわ」にお問い合わせください!
管理者 竹之内